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島根大学 公開講座

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平成21年度後期 特別公開講座(無料講座)

7. 犯罪撲滅のために―規範と環境―
— 日本一北の法医学教室から日本一治安環境の良い島根県を目指す提言 —

受付期間が終了しました。

日程
平成21年12月13日
時間
9:30~12:00
回数
1 回
会場
松江市市民活動センター(スティックビル)
講座責任者
医学部 教授 竹下治男
担当講師
旭川医科大学 名誉教授 塩野寛
旭川医科大学薬剤部 教授 松原和夫
旭川医科大学法医学 准教授 間瀬田千香暁
講座の内容
1.謎解きの医学―悪い奴らは眠らせない―
事件が起きると、法医学教室で司法解剖が行われる。テレビドラマと准教授名取裕子が演じ、また監察医 浜ゆうこ演じる亜季子先生で法医学が広く紹介されている。最近の足利事件で代表されるように「真実究明」に日々働く私の40年を走馬灯のごとく巡ってみる。
法医学がいかに社会の縁の下の力持ちかを述べてみる。

2.薬物体内動態の犯罪捜査への活用および薬物汚染の根絶に向けて
(1)薬物体内動態(体の中での薬物の動き方)の犯罪捜査への活用
体の中に入った薬は、一定の法則を持って消えていく。人それぞれで異なる薬の効き易さの原因の多くは、この体の中の薬の動きの違いによる。この薬の体の中の動きは、数学的に表すことができ予測も可能である。一方、犯罪捜査において、被疑者から薬物が検出された場合、何時・どのくらい摂取して、どのような影響下にあったかを知ることは大事である。本稿では、この薬物の体の中での動きと予測について、例を交えて概説したい。
(2)最近では学生による大麻栽培・使用がマスコミ上を賑わしている。なぜ違法薬物が流行するのか、この原因はいろいろ考えられるが、罪の意識の低さ、ネットなどを通じての宣伝などが若者に深く浸透しているとともに、毒性に関する科学的知識の欠如にあるといえるのではないか。最近の薬物事犯の原因を総合的にとらえ、皆さんとともにその根絶の方法を探ってみたい。
募集対象
市民一般 、行政職員・教職員、民間技術者、警察および大学関係者
募集人数
60名
講習料
無料
プログラム
日程 曜日 テーマ
112月13日(日)犯罪撲滅のために―規範と環境

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島根大学 教育企画課(公開講座担当)
〒690-8504 島根県松江市西川津町1060番地 TEL: 0852-32-6707 FAX: 0852-32-6059

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